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ひとり相撲の日

2024年4月4日(木)曇
 夫の眼科に付き添う。新聞などを見るのに、以前よりも見えなくなったという。医師に話したら、遠くがみえるレンズを入れたから、近くが見えにくいようなら眼鏡をするか虫眼鏡を見るようにと言われたとのこと。イヤ~、それってどういうことなのか。今までより見えにくくなって眼鏡を買えって意味がわからない。手術をして見えにくくなって挙句に眼鏡を買えって(怒)。だいたい後期高齢者が老眼になって新聞なども文字が見えにくくなっているのだ。遠くを見るのには不自由はしていないのである。それなのに遠くがよく見えるレンズを本人に聞きもしないで入れちゃうのってどういうことなんだろう。怒りが収まらない私。
 肝心の夫は、特に困っていないらしく医師の言うまま。もっとも新聞を読む習慣がないのだから困らないのかとも思うが、それにしても医師の真意が知りたい。保険で使えるレンズは近くを見るか遠くを見るかの二通りしかなく、半永久的に現状維持できるのだから、今の手元が見えにくいことがずーっと続くのである。
 夫に氣持ちを聞いてもいつものごとく返事は返ってこない。生活に支障がないからいいそうなのだ。手元が見えにくくて、サプリメントを買ったくらいなのに、手術の前よりも見えにくくなってしまったのにそのままでいいという夫の氣持ちがわからない。運転するのには遠くがみえたほうがいいそうであるが、手術前には運転するのに困ることはなかった。運転を職業にしているわけではないし、運転もあと何年かしたらできなくなるだろう。と私は思うのだが、夫は自分の考えを聞いても話さない。医師が考えてやってくれたのだからそれに対して物申す氣がないということらしい。
 自分がどうしたら過ごしやすいのかを医師に伝える必要があると思っているのは私だけなのだ。もう、本人がそう考えているのならそれでよしとするしかない。せっかく手術したのに、手術前より手元が見えにくくなっているのが不便じゃないのか……。
 心配してくれてありがとうと言うことしか私の考えに対しての思いはないそうである。何かなあ、疲れてしまった。





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